ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

うちの主

今週のお題「ペット大好き!」
お題が「ペット大好き」と聞いて、「うちにペットいないわ〜」と咄嗟に思ったのだけど、いるじゃん!
愛しの金魚ちゃん!
金魚って「ペット」って感じじゃないんだよな〜。「うちの子」?「うちの主」!そうそう「あるじ」じゃなくて「ぬし」!家に潜んでいる主なんですよ。



水大好き!なワタシが飼っている金魚。
家を購入した時に、「犬が飼いたい!」と娘上下が言っていましたが「ペットはお前らで腹いっぱいじゃ!」と切り捨て、「金魚を飼います!」と宣言。
小さい頃から動物がダメな母がいたので、家にいたのは水生生物ばかり。
圧巻は、じーちゃん家にいた金魚。
おじさんが夜店ですくって来た金魚は20年近く、おじーちゃん家に潜んでいて、手のひらよりでかかった。
いつもおじーちゃん家に行くと、その子を見るのが楽しみだった。
しかも最後は、おばあちゃんが病気になって面倒見られず、川に流したと言う。
きっときっと、今でも生きていて、川の主になっているはず。




うちの金魚はワタシの好みで『福ダルマ』のふくちゃん(まんま)とパンダちゃん(目の周りが黒い)。娘上が『丹頂』のおたまちゃん(でこがぶくっとしている)たまちゃん(あ、たま)。を家に連れて来た。
すでに数週間回した水槽に入れてヒラヒラ泳ぐ金魚を見て、娘下が「アタシが欲しかった『ほっぺちゃん』がいない〜!」とひっくり返っておんおん泣く。
次の日『水泡眼』のほっぺちゃんも仲間入り。

今は、パンダちゃんとほっぺちゃんの2匹のみ。

家に来てすぐ、丹頂の2匹の尾に、フワフワと白いものが付着しているのに気付く。
あ、尾腐れ病だ、と隔離。塩水浴や抗生剤も試したけど、ダメだった。
その後、神経質になりすぎて、しょっちゅう水換えしたのが良くなかった。
バクテリアも入れていたけど、水をきれいにしすぎるのもダメなんだよね。水を換えても砂利は洗わないようにしないと。
しばらくは尾腐れ病との戦いで、パンダちゃんなんかは腐って抗生剤に入れた後、尾が落ちてしまったけど、なんと尾が復活しキレイに生えてきました。
あと、よくセットで売っている水槽。フィルターとエアポンプがついてるけど、あれだけじゃなくて、ヒーターも高くないので購入してください。秋口になると病気になりやすかったのが、ヒーターを入れただけで元気に!
最後は、一番大きかったふくちゃんが、口が腐って落ちてしまって、エサが食べられず、どんどん痩せ細って行ってしまった。これが一番辛かった。
エサを替えたり、すりつぶしてスポイトで口に入れたりしたけど、数ヶ月で死んでしまった。
最初の半年で、色々な病気で3匹も死んでしまった。残った2匹は、今はもう大きく病気知らず。
金魚が病気になると、ワタシが落ち着かず、あれやこれやと忙しくなるので、娘上下もお手伝いするように。


いまでも、家にくるお客さんや娘の友達は、まず金魚達に「わ〜金魚だ〜」と集まってくる。
すると娘達は
「これがパンダちゃんで、これがほっぺちゃんだよ。後ね、おたまちゃんとたまちゃんってあたまのぷくっとした子がいて、それがもっち(娘上)の金魚で、ふくちゃんってママの金魚ちゃんもいたんだよ〜」
って必ず話す。
最初の頃しかいなかった子も、ずっと忘れないでいてくれる。それがうれしい。


そして、水泡眼のほっぺちゃん。
写真ではオレンジですが、飼い始めた頃は真っ黒だった。1年かけてなぜかオレンジに。

この子達が、うちの主です。