ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

受験話

今週のお題「受験」
知人から聞いた高校受験話。聞いた話そのままである。
その知り合いの娘さんが高校受験の日。
娘さんと同じ高校を受験する友人が2人いると言うので、「うちの車で高校まで送ってあげるよ」と誘った。
受験当日待ち合わせ場所に現れたのは、見た事ないほど巨大な女の子(以下ミツコ:仮名)と、「え?今日受験だよね?」と聞きたくなるツインテールにピンクのファーのコートの女の子(以下ファー子:仮名)2人であった。

『お前の友達…なんていうか…すごいね』
と正直に思いつつ、で、でもイイ子そうじゃん!と車に乗せて出発した。


車中で、3人はキャッキャと騒ぎながら「じゃあ、面接の練習しようよ!」と言う事に。
娘さん「では、貴方の将来の夢はなんですか?」

あはっ………
笑ったのは知人だけ、皆真剣であった。
その後も色々炸裂したのだが、誰も笑わない…コイツらマジだ。…そうか。
だめだ、もう口を挟まない事にしよう、そう決めた。
そんな中ミツコが「じゃあ、英語の口頭は?」と言い出した。
いくつかのやり取りが会った後、

…ネタじゃなかったらコイツら落ちるな。確実に。そう思いつつ会場へ。


テストがどうだったかは知らないが、ミツコは集団面接で先生に「将来の夢は?」と聞かれ

シュミレーション通り。
ミツコは受験と言う大舞台でかましただけもう女優。
彼女達の合否は書かないが、隣りで吹いた彼は別の高校に行ったそうだ。


ワタシの受験の思い出は、高校受験の時。
お正月過ぎ誕生日だったワタシは、勉強もせずにコタツに入ってTVを見ていた。
帰って来た母に、買ってきた誕生日のケーキを箱ごとぶつけられたのだった。
母は「勉強しなさい」というタイプの人では全くなかったのだが、よっぽど腹に据えかねたのだと思う。
ワタシの成績は中の中。褒められもせず怒られもせず。努力もまぁこんなもんでしょ、という。
早く働きたかったけど、かといって何かする訳でもない。
小学生の頃は学校にランドセルを忘れてきて、姉に指摘されてはじめて気付き、そんでもって親に怒られても「てへへ」くらいのボンヤリだった。
中学でもボンヤリで、危機感なく誕生日にケーキぶつけられても「ごめんネ」なんつってちょっとしょんぼりするくらいの。
高校に入って、ちょっとした出会いがあって、ワタシの成績は先生や親がカンニングか!と疑うくらい上がった。何の事はなくて、勉強の方法を教えてもらって毎日ちょっとづつ努力するようになっただけだ。中くらいの高校だったからできたんだと思う。
それから目覚ましい活躍をする訳でもなく |_-。)
たまに「思わぬ所で抜けてますよね」と言われる事がある。
思わぬどころかワタシは抜け抜けなのだ。
ただそれじゃやっていけないから、抜け抜けに必死でカバーをかぶせて頑張っている。
中身は、ランドセルを忘れてもぼんやりしてたり、コタツでしょんぼりしているワタシなのだ。