ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

ポ エ マ ー

お昼ご飯中の出来事ですが、お食事中の方は食後にご覧下さい。


バイト先の昼ご飯に、部長さんと一緒になる事が多かった。
国際ナンタラ部も兼任されていて、海外を飛び回っていて、留学生も一手に引き受けられている、まず見た目が国籍不明年齢不詳な女性である。
長い髪とでっかいアクセサリー、原色の服、ワクワクするカンジである。還暦を過ぎてるんですよ、と言われて、えー!ともそうかもともどっちでもいいじゃん、と思わせる。インカ遺跡あたりでブラブラしていても観光客に見えない(オイ!)
いつも色鮮やかなお弁当であった。まず、ご飯が古代米で赤い。

ワタシのお弁当

…茶色い。夕飯の残り詰めただけ弁当であった。しかしKiriのクリームチーズスティックはうまい。
ほとんど海外のよもやま話を聞かせていただいていたのだが、ランチミーティングを兼ねて、指導の話になったりもする。
その時に部長が担当していた留学生の話になって
ストーマの説明をしていたのだけど、説明していた方が『大便』の単語を忘れてしまったのね。辞書がなくて、彼女は大便の絵を書いたのね、それもいい方法だけど、通じなかったのよ。
そういう時は『尿じゃない方の』って関連づけて説明すると割と通じる物よ。」
皆、へぇーとかほぉーとか言って聞いていたのだが、その後、ワタシは部長がボソっと漏らした言葉を聞いていた。
「彼女の絵もよかったんだけどね、アレはとぐろが足りなかったわね。」


実習の最後に、学生によるカンファレンスがある。
それぞれが学びの発表をした所で、講評として部長が出た。
「みなさんが発表した事で充分なまとめであったと思います。それを聞いて私も滾るものがあったので、それをポ エ ムにしてみました。それを講評に代えさせていただきます。」
ポ、ポ エ ム !?
え?チッチとサリー的な???
だいぶ方向違いにワクワクしてしまったが、それはまさにみんなが学んで来た事のまとめであった。
俯瞰の視点と言うか。
どこか旅人のような方でした。


…責任がある立場の人に、上手い言い方じゃないかなぁ。
何にでも臨機応変に対応しちゃうトコロとか、人の見極め方とかがそんな風(ワタシのイメージですが)なんだけど。