ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

よくわからない

車中でグズって泣いていた娘下が、急に泣き止み車窓を指差して
「にーごーグマが出た」
と言う。クマ!?と見てみるが、空ばかり

何なんだと言う顔をしてると、また愚図りそうだったので「ああ、ほんとだ『にーごーグマ』あったねぇ」とてきとーに返事しておいた。
家に帰って、冷蔵庫に買って来た物を仕舞いながら、はたと閃くものがあって
ひょっとして、『入道雲』だったんじゃねーか?
と思いついて、空耳にも程があんだろーが、と聞いてみたら
「そうとも言う」
と澄まして答えていた。
語彙が少ないので、少ないとこに無理矢理当てはめるみたいで、結構こんなことがある。この前はDVD見て「みなごしハッチ」っつてたし。
そんな裏ごしみてーな、と思ったが、みなしごって今言ったり聞いたりしないものな。


旦那さんが「ゴーヤが食べたい」と言うので3本100円で売っていたのを購入。
しかし、ゴーヤチャンプルは飽きてしまったし、と思案していたら、そういえば(勝手にお名前出しますが)白魔女さんのダイアリでいつもヨダレ垂れそうなご飯が掲載されてるのだが、ゴーヤの素揚げがおいしかった、と出ていたな、と思い素揚げした。
ヤダコレおいしい!苦みが和らいで、塩味が適度な油とマッチして、食感もいい。
つまみ食いしながら揚げたら、結構食べてしまった。旦那さんもモリモリ食べた。
調子に乗って、翌日は余った素麺とゴーヤで素麺チャンプルにする。ツナ缶入れて。うまし。
何と言うか、成人するまでゴーヤを食べた事がなかった。というか小さい頃ゴーヤすら見た事がなかった。沖縄で食べておいしい!と作るようになった。
お店で食べたりして、あ、これおいしいんだ、とかこういう調理法が!みたいなことをわかってから調理するんだけど。
そういう新しい食材を調理するのって、経験とかセンスが問われる。
本やネットで見たりするんだけど、想像できない味って、結構勇気がいる。失敗した時のガックリ感…コレどーすんだみたいな。ただ成功した時のドヤ的な喜びがあるので挑戦し続ける。
なんかこう、劇的に目が覚める程美味しい‼みたいなのができるんじゃないか、と。笑
落花生の茹でたやつがスーパーに売っていて、なんだこれ!?と思ってたら「俺コレ好きなんだ」と旦那さんが買って食べていた。千葉辺りでは結構食べるとの事。旦那さん千葉関係ないじゃん。
いつからか、それは店頭に出なくなった。
そしたら先日生協に『生落花生』が売っていた。さっそく注文してみる。
悪くなりやすいのでその日のうちに茹でて下さい、と書いてあった。枝豆みたいなもんか、と思ってたので夕飯の直前に茹でようかと見てみると『塩を入れた熱湯で40分〜50分茹でる』と。
え〜!そうなん?!想像を超えた長茹で!!
慌てて茹で始め、夕飯後しばらくして「じゃ〜ん」と出してみた。

旦那さん喜んで食べる「うまいな、茹でたて」というのを聞いて、ピーナツ好きな娘下が飛びつく…「ママ、これピーナツ違う」ん〜?塩ゆでした大豆みたいな?生っぽい?コレはこれで正解なの???よくわからない。
「これはパパのおつまみなので、お前達は食べなくていいの」と言われて一同何となくホッとする。正解だったのか。こういう、経験のない食べ物も作るのに勇気がいる。茹でただけだが。
実はワタシは、キュウリが嫌いだ。
小さい頃は偏食気味だったが、克服して今では好き嫌いはない。カエルとかイナゴとか蜂の子とかも食べれる。克服しすぎ。
が、キュウリとらっきょうは未だ食べないのだ。
キュウリは結構頻繁に様々な所で出される、野球に例えるとメジャーリーグで…(野球を知らないのになぜ野球に例えたのか後悔)え〜、まぁ出没頻度の高い食材である。ワタシも結構出す。
ご近所さんからも、大量にいただいたりして「夏はやっぱりきゅうりですよね」などとしゃあしゃあと言ったりするが、このおいしさが、よくわからない。
先日、娘上が「私が給食で一番好きなのな〜んだ?」とまたどうでもいい私問題を出して来た。
「カレー」とワタシの好みを答えたらば、「ブー!!!答えは塩揉みです!」と言う。
塩揉み!?キュウリの???マジで!?なんでそんな付け合わせ的な…地味専?
キュウリが好きでないので、ワタシがキュウリを食卓に上げるのは、切ってミソつけて出す、サラダに添える、塩麹に漬けてお漬け物、豆腐とキュウリを中華風に煮る、の4択であった。
塩揉み!
そうか、と、早速作ってみる。(と言う程の料理でないが)もちろん味見はしないで、「どう?どう?」と聞くと
娘上「所々しょっぱくておいしいよ」微妙なコメント
娘下「幼稚園のキュウリはもっと薄く切ってあるよ」…すいませんね。
旦那さん「おいしいけど、葉生姜を甘酢付けにした汁をかけるともっとおいしいんだけどなぁ」
ハードル上がっとるやんけ!
嫌いな食べ物を料理しても、正解がよくわからなくて惑う。