ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

レアな話。

肉が好きだ。
そして、肉は生っぽい方がおいしい。

ワタシの母は『肉は良く火を通さねばならない』事に使命感を持っており、豚や牛は靴底的堅さに、鳥はカッチカチのパッサパサに仕上がっていた。
ワタシも、まぁ山田詠美の小説でも『豚肉をコーラに漬けると苦しくて虫が出てくる』ってあったしな、などとそんな事ばっかり良く憶えてて素直に信じ、かったくなったお肉に食いついていたのだった。
そんなワタシが中学生の頃、ステーキハウスに行って「に、肉に焼き方があるだと!?」となったのは言うまでもない。
そして、肉はあんまり焼かない方がおいしいから、もう、ちょっとぬくまったくらいのレアで、にあっという間に進化したのでした。


お肉はレアで通してきたのだが、あるステーキハウスで、唐突に『もっとレアっぽくならないかしら?』という想いに囚われ、焼き方を聞きにきたウェイターさんに
とってもレアなカンジにしてもらえますか?もう、ちょっと炙った〜くらいな」と聞いた所、
ベリーレア、ですね?」とおっしゃる。そうですか、ベリーレアと言うのですね メモφ(′Д`;三;′Д`)φメモ



おっしゃーー!と心にメモしたワタシ、次にステーキハウスに行った時、言いました。
スーパーレアで」
「かしこまりました。ベリーレアでございますね。」
きゃあああああああああああ!やっぱり心のメモじゃぁダメだったみたい。レアを超えようとしている。とってもレアで良かったのに。



そして先日、やっぱりステーキハウスに行ったワタシ。
心のメモを確認して「ベリーレアで」と言いました。
そしたら、ウェイトレスさん「………え?」的ポカン顔です。
え?え?心のメモを確認するワタシ。え?ベリーじゃなかったっけ??え?スーパー??(弱気)
「えと、あの、すごく…レアなカンジで」
「は、はい、すごくレア、ですね、かしこまりました」
2人とも?????になりながら、またこのウェイトレスさんが「では、ご注文を繰り返させていただきます」と来たもんだ。
そんでやっぱり「え〜240gステーキ…焼き方は、えっと、すごくレアで…」恥ずかしそうにいわないで〜〜なんかこっちが悪い気になるからぁぁぁ!



次に行った時は一体どうなるのか。