ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

枝豆讃歌

実家から、スイカとメロンをいくつかもらった。
実家のお隣さんは、農家なのである。
夏はスイカとメロン、お尻が割れちゃって売り物にならないものを、数百円で安く売ってくれる。
なので夏休みのお昼ご飯はスイカかメロン。割れちゃってガムテープで止められてるので、早く食べなきゃ、とか言って。
イカは4分の1くらいでお腹いっぱいになるし、メロンは夢の半分喰いである。
薄く切ってガフガフ志村喰い。
隣りが農家で、目の前は畑。ここの作るものは本当においしい。
大根もネギも大量にいただく。そしてうちからは忙しい隣家にトンカツを作って渡したりサラダを作って渡したり、そこの子どもが小さい頃は家で預かったりしていた。
農家の方が農作物を近隣に配ってくれるのは、農家をやっていると近所から『堆肥が臭い』とか『音がうるさい』とかの苦情が来るのでお詫びの意味もある、と言っていた。
………その苦情を言って来る人は、自分が食べてるものがどんなファンタジィでできると思ってるのかしらん?
実家は隣りなので、朝3時から作業をする音が聞こえるし、いろんな匂いもしてくるけれど、元々そこに畑があったのが先なのだ。なにより、本当にすごくおいしいんだよ〜。
さらに近くに大学があるので学生がたくさん居て、夜中バタバタ音がすると、それは大学生のスイカ泥棒なのだ。
大きく実ったスイカはとてつもなく重いので、大学生の夏のバイトはスイカ運びがある。
その傍ら、スイカ泥棒も大学生なんである。あまりに被害が多くて、だいぶ前からスイカ泥棒は見つかったら退学、となった。せっかく入った大学をスイカ泥棒で退学。大学入るのも簡単じゃないが、スイカ作るのも簡単じゃない。きっとその大学生の脳みそもファンタジックなのだと思う。飢えてるわけじゃあるまいに。


そんなわけで、ワタシもいただいたものをご近所にお裾分け。
そしたら、ご近所さんからキュウリやインゲン、お菓子なんかを色々いただいて、わらしべ状態に。やほーい。
そして、いただいた枝豆が!〜〜〜〜〜んまい!!!!!どこのか聞かなくちゃ!
そう、枝豆にはさかな豆、湯上がり娘、有名なのはだだ茶豆か、種類がたくさんあるのです。
そして、うちの地方では、さらに産地や売っているスーパーまで、ここがおいしいあそこがおいしいと情報が飛び交う。
なぜこんなにこだわるのか、他県から来た旦那さんは「枝豆なんてみんな同じじゃん」などと申しておりましたが、まぁまぁ食べておくんなせぇ。おいしい枝豆は、口に含んだ瞬間、香りも甘さもおいしさが断然違うのです!!
ザルいっぱい茹でたって、すぐになくなる、それが枝豆。居酒屋やコンビニでおいてある茹でた枝豆なんざお話にならないんです。ハズレ枝豆に当たった時の悔しさと言ったら!
お酒のおつまみから、旅行のお供に、遊びに行った先のお茶の共に、ちょっとしたお土産に、ビバ枝豆!
茹で方も、塩水を沸かして2分30秒、水にさらすのはNG、とか、フライパンに50ccの水とともに5分強蒸し焼き、とか。
夏は枝豆。
では、これから枝豆タイムなので、失礼!!