コーヒーが好き

ワタシはコーヒーが好きだ。
日常、コーヒーミルで豆を挽きドリップしている。１日３回くらい。

ドリッパーは底が金でできている。紙臭さがつかないように紙を使わず、金属臭もつかないように金を使っているのだ。
水はヤマハのアルカピュアを使っているので、アルカリ水を沸かしている。

などと言うととってもこだわっていそうだが、ワタシにはペーパードリップだろうがペーパーレスだろうが違いはよくわからないと思う。
好きだと思って、日常使っていると、便利で自分にとって良いものが残るという話。
好きなだけで、通ではないんです。

豆も、はじめ、銘柄を色々飲んでみた。どれか好みのものがあるか、と。
…どうだかなー？
色々飲んでみたが、最終的にコーヒー豆屋さんで『１番苦いの下さい』と言う。
こういうお店の方はこだわりがあり好きでやってらっしゃる、お店に来るお客さんも詳しい方が多いのだろう。大抵「苦いっていっても色々ありますよコノヤロー」的な。もっとこだわって来いよみたいな。
こだわりないならエスプレッソでも飲んどけよ、みたいな。
エスプレッソも好きだが、日常飲むにはワタシには量が少ない。エスプレッソのように濃いものをグッと飲むのではなく、苦いものをゴクゴクガブガブ飲みたいのだ。
もうここらで、コーヒー通に叱られそうである。
だから通じゃないんです。ワタシにとっておいしいコーヒーが何か探ってるんだけど。
もうトラジャとかイタリアンロースト的なものを買って帰ればいいんだけど、たまに時間があってお店の人がいい人そうだと、
「酸っぱくないのがいいんです。」なんて言ってみる。
ハイ消えた〜。
「コーヒーはフルーティな酸味が命なのに…。」
悲しそう。ごめんなさい、こだわりを土足で踏みつけて。
今、よく豆を買うお店は無茶振りにブレンドで答えてくださいました。おいしいですが、研究熱心で色々聞いてくださるので、心苦しくなって来た。

家に帰って、豆の香りをスンスン匂いながら、例のセットでコーヒーを入れて、熱いうちは香りを楽しんでチョビチョビ。ちょい温にしてからガブガブ飲むのが好きなのです。
通じゃないんだよな〜。