ネリーのおやつ

ボッサリした日常をざっくりと ブログは短くオヤツ的なスナック感溢れるカンジで

左利き考


ハイクにも書いたが、先日地震があった時に海岸線を走っていた時の雲。
右のフェンスの向こうはすぐ海。
不気味だった。


先日職場で書き物をしていたら「あら?nicoさんって左利き?」と聞かれた。
「そうなんですよ、基本的動作は左です」とか言いつつ、いつも思うのだが
何で右利きの人って、左利きがすぐわかるの!?
…えーとですね、見りゃわかるじゃんって事じゃなく、左利きのワタシは、右利きも左利きも誰がどっちで書いていようが気にならないんですよ。圧倒的に右利きの人が多いから人口の10%の左利きが目立つのかもしれないけれど、左利きが左で書いていようが左でご飯食べていようがワタシは気にならない。でも、ワタシがご飯食べたり書き物をしていると、必ず言われる訳です。
「左利きなの?」
ちなみに、旦那さんも左利きで右に矯正されていて、娘上は右利き、娘下は左利き。
子ども達は、赤子の頃はじめてさじを持った時にすでに右、左が決まっていて、まぁまぁどっちも使っていたけれど、鉛筆を持つ時には右、左とはっきりしていた。


ワタシが幼稚園や小学校に入学したばかりの頃、先生が「もう皆さんは右がどちらかわかりますよね」と右や左を憶えさせられた。幼稚園なら「右はお箸を持つ方の手です」とか。
もちろん親切にも「左利きの人は逆ですよ〜」とか「お茶碗を持つ方です」とか言われるのだが、皆はなんでこっちが右ってすぐわかるのか、ものすごく不安だった。
恥を忍んで言うが、ワタシは左右は未だに確認しないと咄嗟にわからない。


子どもの頃、ワタシは指しゃぶりをしないと眠れなかった。それが左の親指で、その弊害が左親指に舐めダコができることだった。
駄菓子菓子!左右を問われた時に、ワタシはその左親指のタコを確認して、こっちは左、と確認する事ができたのだ。
それがなければ、こちらが右、と確信できなかった。


と言う話を元左利きの旦那さんにコッソリ話したらば「その気持ちわかる!」と。
オー!ヤッパリデスカ!!
聞きかじりとワタシの所見ですが、左利き決定遺伝子は無い。
人間には右利き決定遺伝子(2本)があり、そのうち1本が壊れても右利き、2本とも壊れたら50%の確率で右利き左利きが決定する。左利きは常染色体劣勢遺伝なのだ。
壊れたとか劣勢とか言うと、悪い事のようですが違います。
感覚的には、左利きの人は、こちらが右!とか左!とかいう概念が薄いのではないのかなー。
(あくまでもワタシの個人的な感覚です)


だから右だろうが左だろうが咄嗟にわからなくても、確認すればわかるんだから、恥ずかしがるような事ではない、と今では思っている。
左で書いて右で消すお得感。主に左を使うが、教えられたものが右であったものは、そのまま右を使えるから、咄嗟に左右がわからない以外、左利きであまり困った事は無い。
あ、学生時代、左利きは数学ができるとか言って数学の時間にいっつも指名されて、ホント切なかった。数学大嫌いです、先生。


もう了解も取らずに言及させていただくと、以前まーこさんが左利きの話をされていて、花梨さんが左利き犯人説に対して口を酸っぱくして異議を唱え、コメントでこはるさんが『包丁を左で持って切るが、皮をむくのは右』と左利きについて論じていた。
その年末、カニにエッサエッサとキッチンばさみで切り込みを入れていたワタシ。
左で鋏を持ち右にカニを持っていたのだが、必死こきすぎてカニではなく自分の右指をブッスリ刺してしまった。ぐおおお!結構深いがキズパワーパッドとぎゅうぎゅうに圧迫止血をして、続けた。カニが食べたい一心で(;^_^A 結構な痛みにも越前蟹は勝った。
まぁ右手だしいいだろ、と思っていたらば、その後ニンジンを剥こうとしたら、包丁が右指の傷に当たって痛くて力が入らない!
あれ?ワタシも切る時は左手だけど、皮をむくのは右手だわ〜こはるさ〜ん一緒一緒〜今日まで気付きませんでした。
と思った次第。やっと書けた。


左利きな娘下の珍回答

た、垂れる〜!


右利きな娘上の珍回答

最近珍回答もなくなって、と思ったある日の暴挙。
羊毛とは→ もうよう のことです。

………こっそり羊が半になってるし………。
右とか左とかでなく、脳みその問題。ヤル気なさすぎ。



値下げ価格が燦然と光る『バナップル』
バナナなんですよ。味と食感がバナナとリンゴを足しっぱなしにして出荷したカンジ。
どうしても食べたい、と旦那さんと娘上が言うので無視したら、後日安くなっていたので「お安くなっていますよ」と声をかけて、旦那さんがお小遣いで購入していました。
こういうものって試したくなる、けど、安くなるまで絶対買わない自分がいます。(しかもバナナで250円は大して安くないので自分で買わないε('∞'*)フゥー)
驚くほどにどうでもいい味でしたが(すみません)娘上と旦那さんは絶賛していました。

ちょぼちょぼ

この記事を書く前に、2つほど書いた。
ニュース雑感を書いた『詳しくないニュース』と『結婚後に好きな人ができたらどうする?』というもの。どちらも煮え煮えになってこりゃダメだと 下書き保存 にしたのだけど、2つとも 下書き保存 を押したつもりで、保存 を押していたので(アホすぎる)中途半端な記事をうっかり見てしまった方がいたら申し訳ない。


朝のニュースのコメンテーターに疲れるので、朝のTVはもっぱら『おはよう世界』及び日本、にしていた。
それでも朝の忙しい時間帯にTVを付けていると、口をポカンと開けたまま、着替えもせず箸も持たず延々とTVを眺めてるヤツらがいて一向に仕度が進まないので、数年前から朝のTVを止めてラジオで地方局のニュースを聞いている。
からしか情報が入ってこないので、娘上なんかは波浪警報を「ハロー警報だって(´∀`)」とかお約束な事を、うん、みな1度は通る道。
そしたら今日『ビバ!サッカー!!』というCMが聞こえた時の娘下

どうだろうな〜しそうな気もする。
この前は「じゃあ、うち やまあざらし の役やる〜」って言ってた。
やまあざらし…一聞居そうなカンジ。



熱が出てから、ランニングを1週間休んだ。この1年、雨の日も雪の日も走っていたのに。
その後2日くらい走ってその後4日休んだ…大した理由なく………1回休むとなんだかんだ言って休んじゃうのはわかっていたのさ!ハハン…。
仕事じゃないから休んだっていいんだけど、素知らぬ顔してまた始めればいいんだけどさ。
予想通りの自分クオリティにちょっとがっくり。
ランニングコースは半年前から工事している。大規模工事で沢山現場の人がいて、誘導しているわけです。
毎日イモジャージ着て走っていると「お、またイモジャー来やがったな」と思ってるんじゃないかと勝手に想像したり。
というのも先日、同じランニングコースを走っている(一緒に走った事は無い)友人に「いつも走ってるすごい速い女の人今も走ってるのかな?」と聞かれ、「ああ、あの本格仕様で走ってるけど…」「そう!すごい乙女走りの!」…見ず知らずの方なのにそれだけで通じてしまう…怖い!世間の目!余計なお世話すぎ。
ランナー同士は挨拶とかしないのだけど、たまに土手の東屋でトランプしているおじいちゃんとかが「よくやるねー」とか声をかけたり、走っている所に「俺も走ろうかなー」とか言ってついてきたりするお調子じーさんとかがいるわけです。そんなのはペコッと頭を下げて無視なんですが、ご近所さんに会う度に「すごいわ〜」とか言われると、つい迂回しちゃったりして面倒になってくる。だってそれ以外に言う事ないんだもんよ。
工事現場の方々はプロなのでそんなこともない。のだが、先日雪の中を走っている時に現場の人の後ろを通る際、こちらを見ずに道路を見つめたままポツリと

け、健さん!?
どう考えても、この寒空のもと1日中立って仕事をしているそちらの方が頑張っていると思います
とか思いつつ、こちらも無言でサッと頭を下げ、すれ違って行ったのでした。
さ、さりげない応援!
また走り始めました。そしたら今日雪積もってやんの。



先日友人達と家飲みした際、毎日結構な量の晩酌をしているけどスラッと痩せたプレモルさん(仮名)に皆が絡んでいた。
「そんなにお酒を飲んでなんで痩せているのか」と。(むなしい話題)
「え〜肉ついてるよ〜」などと全然無い肉をつまんで見せるので、肉だけに皆憎くなり、なんかやってるはずだ〜と詰め寄った。
そしたら「あ〜寝る前に体操しているわ」やっぱり?やっぱり?
プレモルさん曰く「あのね、足をこうして、こうクッと上げるの、これを30回」

「え?それだけ??」なんて言って皆やりはじめたんだけど、プレモルさんがやっている

コレからできない!足首がね、硬てーんだ。ビックリ。靴履いたらできるんだけど、素足で足裏を床にピッタリ着けてしゃがめない。
皆コロンコロン後ろに転がって行く。冗談みたいに。
あんまり転がるんで皆おかしくなって笑いながら、うちの体脂肪と身体年齢が出る体重計に乗りはじめ、そのすごい値にまたゲラゲラ笑って、オムロンを罵倒していた。確かにうちの体脂肪計は厳しいがオムロンは悪くない。
まあでもプレモルさん、ずっと陸上部で今も走っている事を早めに皆に伝えた方がいい。



ワタシはヘルニア持ちだ。
1回ヘルニアになってから右足が痺れて、長時間座っているとつらい。
特に床に座っていると、立った時に腰がまっすぐにならない。

中腰のまましばらく動けないのだが、何かに似てると思ったら、志村けんのひとみ婆さんだった。
たまにこの格好のまま、すり足ですごい速度で子どもを追いかけると、泣いて逃げる。
百年の恋も醒めるヘルニア。



中学校の体育にダンスが必修科され、ヒップホップとかが入ると言う…え〜?
そんなのよりラジオ体操とかを超本気でやればいいんじゃないだろうか?もう、グワァァッと大きく身体使って、と思わないでも無いがワタシがやるわけでないのでどーでもいい。
そんなある日、大型スーパーの子供服売り場で
『ヒップホップが体育で導入されます』と売り出された服がひどかった。

………なんかカラフルな鎖みたいなのも売ってて…お誕生会的な。
こりゃひどいね、先輩こんなの着てたら百年の恋も醒めるね、でも体育だから学校指定のジャージだよね、とこの訳の分からない販売戦略に疑問。
ついでにどうせ学校でダンスやるなら、将来ノーベル賞を取る事を見込んで晩餐会用に社交ダンスとかの方が夢があるかもね、と思った次第。

作文

ろくでもないことがろくでもないカンジに続いて、すればいい事を明日明日と伸ばして今日になる。週末から少しづつやりはじめたら案外簡単に片付いたり、でも腹の中はヤル気無い菌が蔓延してブースカブースカ言っております。ああ、確定申告もあったな………はぁ〜。
子どもの歯科に付き添ってたらゴッホゴッホと咳した幼児が、整形外科に連れて行けばじーさんがごっほごっほ、スーパーに寄ればパン屋でおばさんがゴッホゴッホ……すごい疑問なんですけど、なんでマスクしないの?
空気感染じゃないんだからさ、飛沫感染なんだからと考えるだにオエ〜です。


食洗機が排水しなくなり故障し、掃除機が折れ(ボキッとな)、口腔洗浄機のチューブが破損し辺り一面水浸しになった今日この頃、週末にガラス館に行きたい、と娘上が言い出した。
何でも、宿題に作文が出てお題が『週末の事を日記風に書く』と言う事らしい。
宿題とガラス館が結びつかない。
どゆこと?と聞くと、◯◯ちゃんは何処其処に行き◯◯君は何処其処に行くので、私はガラス館に行ってガラスのネックレスを作る事を作文に書きたい、と。
そんな素敵な週末は来ないので、靴洗いした事を作文に書け、と言うと娘上はブーブー。
旦那さんは「連れてくよ」なんつってるが、別に先生だって特別な事を書けって言ってるんじゃない、たかが作文、週末の事をそのまま書きなされ。
書けない、と言うので「じゃあ娘上はどう思ったの?」「そんで?」と質問して、そのまま書いてみそ、と言うと作文ができあがった。

『くつあらい』
お母さんが、くつあらいのことを書け、とゆうので書きますが、わたしはくつあらいのことを書きたくありませんでした。
なぜならせっかくのお休みに、もっと楽しくてすてきなことをした、と書きたかったからです。
お母さんは「自分の内ばきをあらうなんていいことをしたんだからそのことを書きなさい」といいました。
なので、しぶしぶ書きます。
くつあらいをするのは2回目です。
水でながして、せんざいであわをたてます、よごれをおとしたら、水でながします。
わたしは、あわがたって、みるみるおちるところがすきです。


娘上は「恥ずかしくて出せない」と言う。宿題の作文なんて書く練習じゃん、と思っているワタシとは恥ずかしい基準が違う。
お休みに出掛けないで、クツを洗う事は恥ずかしい事じゃない。日常。
作文にそのままの気持ちを書く事も恥ずかしい事じゃないと思うけど、小学生の自意識がそれを許さないらしい。そのまま出したけども。


先日学校の懇談会で、お母さん方から「うちはゲームを◯分と決めているのだけれど、お友達の家でたくさんやっているのが困る」という話になった。
百人一首をやったらどうか?」もっと知的で安全な遊びをと言う意見が多数出た。
別のお母さんと話している時に「子どもの頃に海外に行く体験ってかけがえがないものだと思うから」と夏休み中の留学の話を聞いた。
小さいうちからやってたらいいと思ってあの教室に、という話。


小さいうちに、今のうちに、頭と心のやわらかいうちに
素晴らしい体験を、素敵な体験を、貴重な体験を、感動を、


どこかで聞いたような。TVとか雑誌とかさ。
そういうものがみんなの意見とか目指すものとして掲げられる事に、胸いっぱい腹いっぱいのハレーションを起こしそうだ。
話を聞くのはいい、でもそれは、うちはこうだよ、私はこうしてる、でいい。
うんわかる、とか、それは困るね、とか、それはいいね、とか個々の意見を聞いているうちはいいのだけど、ちょっとづつ違和感を感じる。
こうしましょう、もっと素晴らしい方向をみんなで目指しましょう!と決めてしまうことに違和感。



ものすごく娘上らしかった作文

『たいいくのマラソン25い』
たいいくのマラソンれんしゅうで31人中25いでした。
わたしは、走るのがあまりすきではありません。
なぜなら、足がいたくなるし、足がおそいからです。
だけど、わたしはマラソンで1いになるとおもっていました。
1ばん前で走っていたのに、どんどんおいぬかれて25いになっていました。
「あらら」
と思いました。
そのことをお母さんに話したら
「娘上ちゃんが1いになるには、なにがたりないと思う?」
と聞かれたので、わたしは
「ほんき。」
とこたえたら、お母さんがおおわらいしました。
よし1いをとるぞ。


あららって(笑)何の根拠もなく1位になるって思ってたんだよな、そのことにビックリ。
ちなみに本番のマラソン大会は29位(=´σー`)


昨日これを書いている途中から悪寒がしていて、なんか考えもまとまらないし、今日すごく寒くない?と思ってたら夕方から38℃の熱が出た。
夕飯作って、自分は食べる気がしなくて「悪いけど横にならせて」とリビングで横になる。
詳細を省くと、その30分後
わんわん泣いている娘上と「俺だって仕事で嫌な事があったのに、家に帰って来てまでこんな嫌な気分にさせられるなんて!お前達なんて知るか!」と怒る旦那さん。
もーマジでかんべんしてくれよ〜。
なんでそうなった?!ってくらいしょーもない事なんですよ。
いやいや
ほんとほんと
おちおち病気にもなりゃしねー。

言い伝え

言い伝え1
晦日の最後の掃除はトイレ掃除と決まっている。実家では。
ワタシもなんとなくそれに習っているのだが、我が家には言い伝えがあり、それが
『大晦日の便所掃除の後、最初に便所を使った者はお尻にデキモノができる』
というものだ。
小さい頃から粛々と言われてきたのだが、多いに疑問があった。
晦日に便所掃除をしなかったらお尻にデキモノができる、とかなら教訓的な意味でわかるが、なんで綺麗にしたトイレに入ってデキモノできなきゃなんないわけ?神よ!
せっかく綺麗にしたんだから入るなってこと?無茶言うな。
とか思いつつも、大晦日に便所掃除が終わった後に一番先に入るのは父の仕事であった。
父曰く「お前らの尻にデキモノができたら可哀想なのでこれは家長の仕事である』
そんな大層な話かな、と。
この言い伝え、父の家から伝わったモノらしいのだが、母も「そうなのよ」と言うので結構一般的なものなのかと思っていたら、友人知人誰も知らない。大概「え〜?」と言われて終わる。
モヤモヤしつつ、ワタシはこの言い伝えを胸に秘め、大晦日の最後に便所掃除をし、一番先にトイレを使用する。
なんでこんな事を書いているのかな、と言うと、今年の正月にワタシのお尻のほっぺにぽちんとデキモノができてなんかちょうど座ると痛くて「くそ、言い伝えが…」と身にしみたからなのだが。
そんでよく考えてみると、お正月のカロリーオーバーの食事のせいなのではないか、と思ったからなのだった。


言い伝え2
娘上が産まれた時に、母が心配したのは
「あらやだ、夏男さん酉年!?娘上ちゃん酉年だから、酉が2代続くなんて…酉年が3代続くと家が滅びるのよ。義母さんがよく言ってたわ〜」
でたよ、また父方の祖母の言い伝えだよ。(祖母が丙午で父の弟が午年だったのだ)
…どうでもいい、どうでも良いが、気になる。
干支が3代続くと家が滅びるって、家が滅びるってどんな最後なん?
正月に干支の話になって、またその話題が出た。
姉曰く「滅びようにも、うちら二人とも家出ちゃってんだから、滅びてるしすでに。」
いやいや、うちの旦那さんと娘上だから、うちが後1代酉が続くと滅びるんじゃね?
「家関係で滅びるんなら、八つ墓END?」
「横溝ENDかー」
おあつらえ向きに娘上は横溝ヘア(昭和のパッツンおかっぱヘアそれは悪魔の手鞠歌)じゃあ旦那さんが沼に逆さ全裸開脚で…(それは犬神家)
という話をしながら、iPadで「干支 3代」で検索してみると
『干支が3代続くと縁起がいいって〜』とか良い事しか載っていない。どこにも滅びるのほの字もない。
……ばーちゃん。


父方の祖母は60歳で脳梗塞で倒れ、入院中に何度も梗塞がおこってずっと入院したまま寝たきりで意識がはっきりしないまま長患いで亡くなった。
なので、お見舞いに行くと感情失禁になり泣きながらワタシの手を握る痩せこけた手の印象ばかりが強くて怖かった。
長患いでその印象ばかりが強くてずっと忘れていた。
怖い、とばかり思っていた祖母が、ちょっと面白い人だった事を。
父が祖母を、それこそ言い伝えんばかりにものすごく美人の自慢の母だったと繰り返し言うのを、このマザコンが、と流していたのだが、確かに綺麗な顔だったがなぜかドリフの雷様みたいな変なパーマをあてていた祖母は、小さなワタシ達が遊びに行くと新幹線のお子様ランチのトレイにプリンカップでチキンライスを盛り旗まで立てて迎えてくれた。デザートの苺はガラスのレストランでしか見た事のないパフェカップに盛られていて、とても洒落ていた。
喜んで食べていると、それをじーっと見ている祖母と目が合う、すると祖母は変顔をするのだ。ぎゃはは、と笑うと満足そう。
家中の柱や戸棚にペンでメモ書きをして真っ黒にしてそのまんま、とか。
TVを見ていても、面白い人が出るとすぐ真似する。
とりあえず笑いを取る人だった。
ほんとに小さかったのであんまり憶えていないのだけど。
ちょっとしたイタズラをしてニヤッと笑う、言い伝えもそんなものだったのかもしれない。
父や母が真面目に受け取ってわーわー言うのを、ニヤッと見てたんじゃないかなぁ。


ほんで先日からHatenaのトップページのはてなのサービスからダイアリーの項目が消えちゃったんだけど…
はてなのサービス
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フォトライフ
アルバム
ハイク
ココ

ここからダイアリーに飛んでたんだけどな。Myはてなのブログからになっちった。
ダイアリー10周年とか言いつつ…なんか…。

受験話

今週のお題「受験」
知人から聞いた高校受験話。聞いた話そのままである。
その知り合いの娘さんが高校受験の日。
娘さんと同じ高校を受験する友人が2人いると言うので、「うちの車で高校まで送ってあげるよ」と誘った。
受験当日待ち合わせ場所に現れたのは、見た事ないほど巨大な女の子(以下ミツコ:仮名)と、「え?今日受験だよね?」と聞きたくなるツインテールにピンクのファーのコートの女の子(以下ファー子:仮名)2人であった。

『お前の友達…なんていうか…すごいね』
と正直に思いつつ、で、でもイイ子そうじゃん!と車に乗せて出発した。


車中で、3人はキャッキャと騒ぎながら「じゃあ、面接の練習しようよ!」と言う事に。
娘さん「では、貴方の将来の夢はなんですか?」

あはっ………
笑ったのは知人だけ、皆真剣であった。
その後も色々炸裂したのだが、誰も笑わない…コイツらマジだ。…そうか。
だめだ、もう口を挟まない事にしよう、そう決めた。
そんな中ミツコが「じゃあ、英語の口頭は?」と言い出した。
いくつかのやり取りが会った後、

…ネタじゃなかったらコイツら落ちるな。確実に。そう思いつつ会場へ。


テストがどうだったかは知らないが、ミツコは集団面接で先生に「将来の夢は?」と聞かれ

シュミレーション通り。
ミツコは受験と言う大舞台でかましただけもう女優。
彼女達の合否は書かないが、隣りで吹いた彼は別の高校に行ったそうだ。


ワタシの受験の思い出は、高校受験の時。
お正月過ぎ誕生日だったワタシは、勉強もせずにコタツに入ってTVを見ていた。
帰って来た母に、買ってきた誕生日のケーキを箱ごとぶつけられたのだった。
母は「勉強しなさい」というタイプの人では全くなかったのだが、よっぽど腹に据えかねたのだと思う。
ワタシの成績は中の中。褒められもせず怒られもせず。努力もまぁこんなもんでしょ、という。
早く働きたかったけど、かといって何かする訳でもない。
小学生の頃は学校にランドセルを忘れてきて、姉に指摘されてはじめて気付き、そんでもって親に怒られても「てへへ」くらいのボンヤリだった。
中学でもボンヤリで、危機感なく誕生日にケーキぶつけられても「ごめんネ」なんつってちょっとしょんぼりするくらいの。
高校に入って、ちょっとした出会いがあって、ワタシの成績は先生や親がカンニングか!と疑うくらい上がった。何の事はなくて、勉強の方法を教えてもらって毎日ちょっとづつ努力するようになっただけだ。中くらいの高校だったからできたんだと思う。
それから目覚ましい活躍をする訳でもなく |_-。)
たまに「思わぬ所で抜けてますよね」と言われる事がある。
思わぬどころかワタシは抜け抜けなのだ。
ただそれじゃやっていけないから、抜け抜けに必死でカバーをかぶせて頑張っている。
中身は、ランドセルを忘れてもぼんやりしてたり、コタツでしょんぼりしているワタシなのだ。